同期会・同窓会ひろば

36会総会開催
6月8日(土)、午後1時半から1号館講堂の前の1年3組の部屋を借りて総勢28名で36会の総会を開催した。
総会は新会長の「滝本喬」君の話で始まった。
同期の物故者82名の黙祷が行われ、事務長の「中島忠家」君の会計報告(欠席した伊藤邦正の代わり)。
続いて役員及びクラス幹事の紹介、昨年の活動報告(傘寿旅行会・参加者10名)、母校野球部の応援、海城祭海原会サロン(太田國廣)君の絵画紹介、12月のハワイの立花君の有志7名に依る歓迎忘年会(四谷ぽらん)、今年正月の「明治神宮参拝)等の報告があった。
今年の活動予定として斉藤邦君の筑波か、春日部の祭参加の話と私、杉山の横須賀海軍基地の見学会等の話が出て、ハワイから参加した立花君の円安のハワイの状況の話が有り、最後に重武副会長の締めで、2時50分に終了して3時から始まる海原会総会に参加した。
定員がいっぱいになりました
ジャズの生演奏をバックに良き友人と、香り高いコーヒーや旨酒を交わし、会話を楽しむ「jazz live 2024」。4月26日(金)夕、東京・高円寺の「座・高円寺」2階カフェテラスで開かれるジャズ・ライブの定員がいっぱいになりました。当日、バンドの主力メンバーでクラリネットを奏する吉本泰一郎君(36会)は「僕らはプロじゃない。会場は狭いですが、フラッと立ち寄るような気楽な気持ちで、雰囲気を楽しんでもらえばうれしいですね」と重ねて話しています。
次回は6月13日(木)午後6時、同じ「座・高円寺」2階カフェテラスで開催予定です。
みんな、大いにスカそうや!
「気のおけない語らいの場にさりげなく流れるジャズ。そんな雰囲気を楽しんでもらえたら嬉しいね」と言うのは、「36会」のクラリネット奏者、吉本泰一郎君です。コロナ禍で休んでいた、吉本君も参加するジャズライブが4月26日、久しぶりに再開されます。そこで改めて吉本君のクラリネット愛、ジャズに寄せる想いを聞きました。
60年を超えるクラリネット歴、ジャズとの付き合いも長い。「ジャズはヨコに揺れる。タテ揺れの演歌が身近にあったせいか、ヨコ揺れの間合いがなかなかつかめなかったな」と吉本くん。その「ヨコ揺れの間合い」が「この年齢になってようやくつかめた気がするよ」
若き頃、映画『ベニーグッドマン物語』で、ジャズの名曲『Memories Of You』を聴いて「これがジャズか!」と感激。クラリネットが奏でるゆったりとしたメロディの中に漂う哀切感。「ジャズは“会話”なんだな。ピアノやベース、クラリネット、ドラムがスウィングしながら“会話”をする。そのリズムにいかにのっていくか、間合いが難しい。瞬発力も求められるしね」
「ジャズは特別ではない。生活に溶け込んだもの」が持論。「僕らはプロじゃない。良き仲間との会話を楽しみ美味い酒を飲む。背景にはバンドが演奏するジャズの名曲。そういう場づくりをお手伝いしているんですよ」
主催は「スカしているシニアの会」。「スカす」とは「気取る」「カッコつける」の意。一般的には誉め言葉ではないけれど、青春時代、誰もがスカしていた。春宵一刻、値千金……ジャズに耳を傾けワイワイやりながらかつての日の無鉄砲な元気に思いを致し、明日のカテにしてもらえたら言うことなし。老いこむのはまだ早い。みんな、大いにスカそうぜ……吉本君のメッセージです。納得。
ジャズライブは2024年(金曜日)で、会場はJR高円寺駅に近い「座・高円寺」2階のカフェテラス。18時~20時。開場は17時30分。詳細はまた本欄でお知らせします。
【訃報】大瀬直彦さん
同期の大瀬直彦さん(昭和36年卒)が令和6年2月27日に亡くなりましたので、お知らせいたします。
『応仁の乱』の著者、新たな本を出版
既に御存じの方もいらっしゃると思いますが、昨年(2023年)9月、私の友人である呉座勇一君(平成11年卒)が新たな本を出版しました。『動乱の日本戦国史―桶狭間の戦いから関ヶ原の戦いまで―』(朝日新聞出版、810円+税)です。
呉座君はこれまでに数々の本を著しております。特に、2016年に執筆した『応仁の乱―戦国時代を生んだ大乱』(中公新書、900円+税)は、48万部を突破する大ベストセラーとなりました。
川中島の戦いにおける武田信玄と上杉謙信の一騎打ち、長篠の戦いにおける織田軍による鉄砲隊の輪番射撃、関ヶ原の戦いにおける徳川家康による小早川秀秋陣営に向けての「問鉄砲」――これらは、大河ドラマを始めとする歴史ドラマでおなじみのシーンです。しかし、これらのシーンはいずれも後世の創作であり、史実ではなかったとしたら――今回の呉座君の著書は、上記を含めたいくつかの合戦について、通説を確認した上で、最新の研究成果や、論争になっている点について紹介しております。通説を通して抱いたイメージとは異なる実像に、私もびっくりしました。
同窓生の皆様、本書に興味を持たれた方は、ぜひ書店に行かれて、本書をお買い上げいただきますと幸いです。
また、呉座君は上述の著書以外にも、『戦国武将、虚像と実像』(角川新書、940円+税)、『頼朝と義時―武家政権の誕生』(講談社現代新書、1,000円+税)、『日本中世への招待』(朝日新書、850円+税)、『陰謀の日本中世史』(角川新書、880円+税)、『戦争の日本中世史―「下剋上」は本当にあったのか―』(新潮選書、1,500円+税)、『一揆の原理』(ちくま学芸文庫、1,000円+税)など、多くの本を世に送り出しています。これらの本も、よろしくお願いいたします。
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。