業種別海原会ひろば
【ASEAN】ASEAN海原会の会長決定
東南アジア各国で活躍する海城OBは年に数回「ASEAN総会」と銘打ち集まっている。11月2日、バンコク・ジャカルタ・プノンペンの海城OBで半年ぶりのASEAN総会がバンコクの「まる」にて行われた。
会の冒頭(要は酔っぱらう前)ASEAN諸都市に散らばる海原会を取りまとめるASEAN海原会には会長が必要であるという動議がバンコク海原会会長宮本裕一郎さん(H7)から出され、出席者で討議の結果、武者良祐さん(S60)が初代ASEAN海原会会長に就任することが決定された。
その後は思い出話や最近の活躍の話に花が咲いた。卒年は30年ぐらい違っても生物の長島先生・柔道の斉田先生・剣道の内堀先生といった名物先生の名を出せば一気に距離が縮まる。リアルな共有経験を持っているのが高校の同窓会の凄みであろう。
最後は校歌斉唱。酔っ払って調子っぱずれで、店のお姉さんは苦笑していたが、実に楽しい様子の動画が撮れた。
次回は1月8日・9日。昼はゴルフコンペで夜は飲み会を予定している。参加希望の方は海原会HP経由でご連絡ください。
参加者(敬称略)
毎熊宏則(S53)・須坂正史(S59)・武者良祐(S60)・国井信男(S62)
小市琢磨(H05)・鈴木和明(H05)・服部康治(H05)・小原英志(H06)
木村真(H07)・宮本裕一郎(H07)・鈴木新(H13)・西垣亮太朗(H13)
※土橋将行(H05)はジャカルタ発の飛行機の遅延で翌日からの参加
【プノンペン】海城OB続々来訪
経済発展著しいプノンペン。在留邦人の人数も増え、日本との直行便も開設され、海城OBの来訪も増えてきました。
10月には、カンボジアで広告事業を営む北野岳先輩(昭和55年卒)が、画家で海城125年記念誌のデザインを担当している富田勝彦先輩(昭和51年卒)とともにカンボジアに来訪。カンボジアでの作品展示やイベント参加なども検討されているようです。
続く11月には、江尻俊章先輩(平成4年卒)が、ウェブマーケティングのセミナーの講師として来訪。
仕事関係でカンボジアを訪問されるOBの皆様、是非!来訪前にご連絡ください。
画像上:小市・富田さん・北野さん(左から)
画像下:江尻さん・小市(左から)
【新宿】ようこそ、海中酔栄会へ
副都心線が開通して以来、東急沿線から通う海城生も増えてきたようだが、それ以前は西武線沿線からの通学が圧倒的最大派閥だったように思う。さらに遡って昭和のころとなると近隣から自転車通学をする海城生もよく見られた。その当時、新宿区あたりに住んでいて中学受験をする小学生は、早実か海城を目指す場合が多かったのだという。
その名残だろうか、四谷から神楽坂にかけては今も昭和卒の海城OBが多く住んでいて、卒年はバラバラでもご近所感覚での交流があるのだという。
そんな社交場の一つが海中酔栄会。
読んで字のごとく、海城OBが酒場で交流する会だ。
月に1回程度、四谷三丁目にある「よつやこくてぃる」にふらりと集まり、例会を開いている。
例会とはいえ、会費などというものはなく、それぞれが自分の分を支払う。勝手に来てはおしゃべりをして勝手に帰っていくという気楽なスタイル。
とりあえず「よつやこくてぃる」に行き、海城OBであることを告げてみてほしい。例会とは関係なく他のOBがいる場合も多いし、お店の人に聞けば、OBの動向や次回の例会の日を教えてもらえることだろう。
なお、海城中学出身者が多いので海中となっているが、海城高校から入学した方でも大歓迎だそうだ。
画像:海中酔栄会の横断幕(故石塚さん揮毫)と面川さんと那須さん(いずれも昭和49年卒)
【医業】小吹前会長の健診クリニック
医療関係者の業種別海原会が「海原医業会」。昭和から平成の60名ほどの会員で活動している。その初代会長である小吹優さん(S41)は、神奈川県で健康診断を行う医療法人優和会の代表を務めている。
小吹さんは医師ではない。航空自衛隊幹部から病院運営を経て、健康診断の世界に足を踏み入れたという異色の経歴を持つ。日本を平和を守る正義の味方は、みんなの健康を守る元気の味方になったのだ。
その小吹さんが7月に新しい健診クリニックを立ち上げたという。医業会の集まりで健診専門のクリニックの話は何度か伺っていたが、実際に見たことは無かったので、健診を受けがてら見学をさせていただいた。
新しい健診クリニックはココットさくら館という。横浜の桜木町駅から徒歩1分のビルの中にあった。
大きな窓からはみなとみらい地区の観覧車や高層ビルがまじかに迫る。受付を済ませ健診用の服に着替え、外を眺めていると、さほど待つことなくCTスキャンの部屋へ呼ばれた。
CTスキャンの機械の中で息を止めたり吸ったり吐いたり。あっという間に検査が終わると、次は胃カメラの検査。
胃カメラの検査の前には喉の麻酔をして、鎮静剤を打った。「鎮静剤を打つとすぐにウツラウツラしますよ」と看護師さん。そんなに効くものかな?と半信半疑で数を数えてみたが3を数えぬうちに意識が飛んだらしく気づいたら、「ハイお疲れ様でした」。全く記憶が無い!
何やらキツネにつままれた心境であったが、人間的に素直(?)な私は鎮静剤の効きが良かったらしく、まだふらつきそうであったので、検査室の別室で休ませてもらった。「みんなそうなんですよ」となぐさめ風味の看護師さん。休んでるのか寝ているのか定かでない30分ほどの時間が過ぎ、気づけば喉の麻酔も切れてシャキッ!お次は癌のマーカー検査を含む検査の採血をして終了。午前中に全ての検査を終えて、おいしく昼食が食べられた。
「しっかりとした検査、素早い検査、負担のない検査」と小吹さんは言う。某牛丼屋のフレーズが頭に浮かんだあたりで、生活習慣が疑わしい私であったが、大切なことだと思う。大学病院の人間ドックで道に迷ったり、検査より待ち時間の方が長かったりという経験をしているので、コンシェルジュが館内を案内をしてくれて、どんどん検査が進むのは爽快であった。
検査の結果はまだ出ていない。検査もオマケをしてもらえたらいうことが無いのだが、検査の結果は複数の専門家がチェックをして、正確にも正確を期すという。数字がどうなるかはクリニックの問題ではなく、今風に言うと自己責任。まな板の上に乗った鯉のつもりで数字は待つが、体がきつくならずに検査ができるのはうれしかった。
とにかくスムーズなので、「検査なんて時間が無い」「病院に行くと病気になるから検査はしない」などとうそぶいている向きには、だまされたと思って、お勧めしたい。いや、だまされることはなくて、きっとご満足いただけるだろう。まぁ、その辺の感想は検査結果と同じく自己責任でお願いしたい。
画像上:玄関
画像中:CTスキャン待機中
画像下:小吹さん(左)と国井
【メディア】富田勝彦さんが汎美秋季展に出品
海城学園の125年記念誌の表紙をデザインした美術家の富田勝彦さん(昭51)が、汎美秋季展に出品することになりました。
富田さんは1996年に発表した「シリーズ宴―朱雀」を出品するとのこと。
皆さん、ぜひ足をお運びください。
■汎美秋季展■
2018年9月28日(金)-10月5日(金)
09:30-17:30(最終日は15時まで)*10/1(月)休館
東京都美術館2階第2展示室
東京都美術館
台東区上野公園8-36
上野駅から徒歩約7分
画像上:富田さんがデザインした125年記念誌の表紙
画像中:汎美秋季展のフライヤー
画像下:春の個展で発表された藤の花