同期会・同窓会ひろば
【平成11年卒】『応仁の乱』の著者、新たな著書を出版
私の友人である呉座勇一君(平成11年卒)が、このたび新たな著書を出版しました。『日本中世への招待』(朝日新書、850円+税)です。
呉座君は、2016年に『応仁の乱-戦国時代を生んだ大乱』(中公新書、900円+税)を世に送り出しましたが、同書は47万部突破の大ベストセラーとなりました。
今回の著書『日本中世への招待』は三部構成となっており、第一部では中世の家族、教育及び生老病死について、第二部では中世の人々の日常生活についてそれぞれ取り上げ、第三部〈付録〉ではさらに中世を知りたい人のためのガイドブックとなっております。
本書の最大の特徴は、それまであまり取り上げられることのなかった中世の人々の生活や文化について取り上げていることです。それは、この本のタイトルが『日本中世「史」への招待』ではなく、『日本中世への招待』となっていることにも現れています。具体的には、中世の時代のお正月の過ごし方、贈答の習慣、旅行など、当時の人々の日常生活がどのようなものであったかについて触れられております。
この本を読むと、それまであまり感じることのなかった中世の人々に親近感を覚えます。
また、第三部〈付録〉として、さらに中世を知りたい人のために一般向けの書籍を紹介しておりますが、これも通常の本には見られないことであり、新鮮味があると思います。
同窓生の皆様、本書に興味を持たれた方は、ぜひ書店に行かれて、本書をお買い上げいただきますと幸いです。
こんなときもあった
昭和27年卒の山本です。
なぜ気が付かなったんだろう?
ミカン箱で一杯の「海城新聞」創立からの資料の中にあった。
あれから10年以上たつのに。
角封筒に、「第3回海城学園芸能祭」プログラム原稿とある。二つ折りで表紙は利根山光人先生のデザインで印刷屋に渡すコピーだ。作ったのは、同期のこ岸本和夫君だ。彼は海城新聞の最後の編集長だ。
中身のプログラムを開くと、これはすごい!当時としては超一流の芸能人バッカリ。出演者を拾ってみると驚いた。
清水 岬校長・PTA会長の挨拶から始まって、海城コーラス部の合唱だ。
アトラクションに入り、
◆変装術 波多野栄一の「私は誰でしょう?」
今で云えばあの物まねのコロッケかなあ。
◆きらめくリズム 与田輝雄とシックスレモンズ
軽快なジャズ演奏にフランキー堺、小川洋子、他数名
◆牧野周一の漫談
爆笑の原爆 牧野調の名調子
◆落語の古今亭志ん生
名人が熱演する「火炎太鼓」で大爆笑
◆最後は東京管弦楽団
豪華80人のオーケストラ。クラシックと懐かしのメロディ。
総合司会は牧野周一のユーモアで終了
そうだろうなあ、
一部には批判の声があったが「笑いは健康」で決着がついたという(笑)
廃墟と欠乏の中、初体験の民主主義を目指して学園丸ごと一丸となって、やったことは、今風に言えば「ワンチーム」の成果だね。
この頃昭和28年前後は街頭テレビ(白黒)で大騒ぎ、まだラジオから流れる娯楽だけだ。まだ焼け跡の傷は深く、伊勢丹が見え富士山もよく見えた。
まだ「会報海原」がない時の話です。
国語科・中村久憲先生慰労会の開催
長らく海城学園で教鞭をとられ、今年の3月末で退職されます国語科の中村久憲先生(昭和48年卒)を慰労する会を下記のとおり開催いたします。
○日時:2020年(令和2年)3月14日(土)午後3時開始(所要2時間程度)
○場所:海城学園カフェテリア
○費用:4,000円(当日現金支払い)
なお、本会の主催は平成5年卒及び平成11年卒ですが、中村先生にゆかりのある方であれば、平成5年卒又は平成11年卒でなくても参加を歓迎いたします。
本会への参加をご希望の方は、海原会ホームページ「海原会へのお問い合わせ・ご連絡」からお申し込みください。
※平成5年卒及び平成11年卒の方に関しましては、幹事を通して本会の開催が連絡されていると承知しますので、幹事の方にご返信ください。なお、連絡が届いていない場合は、海原会ホームページ「海原会へのお問い合わせ・ご連絡」からお申し込みください。
1人でも多くの方のご参加をお待ちしております。
2020年の高橋義治展
先日、我が母校海城高校の同期の故「高橋義治」君の奥様の高橋千晴さんから銀座の「アートホール」で3月2日(月)~8日(日)迄開催の「高橋義治展」の案内が届きました。
海原会関係の皆様、時間がある方は是非足をお運び下さい。
36会役員会開催
今日は、今年最初の「海城 36会役員会ですので午後4時過ぎに家を出て四谷の「長崎県産業支援センター」に寒風吹き荒ぶ中向かいました!!
会議は、来月20日の「喜寿の祝いの会」の話で盛り上がり役員13名が集まりました!!
赤石事務長の司会で話が始まり、山田会長の挨拶、式次第で海城の校歌、物故者に対する黙祷、乾杯の音頭は1番遠くから来た人等に頼む、司会は毎回総会の司会者の金子君が欠席裁判で決まったりして、今回は大々的に人を集めるように話合い、最後に記念写真を撮り8時には散会した!!
参加者(敬称略、赤石、伊藤、上原、大森、郷古、小谷野、重武、杉山、滝本、田中、林、平井、山田)
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。