クラブ・委員会ひろば
海城吹奏楽団第24回定期演奏会/第2部
海城吹奏楽団第24回定期演奏会の第2部は、ガラッと衣装を替えて、テーマが「海」。
曲目は(宝島)(海の声)(海の見える街)(マードックからの最後の手紙)。
最後の曲は海城の校歌で締めくくり、演奏時間の一時間半はあっという間に過ぎました。
海城吹奏楽団の定期演奏会
すっかり春の風物詩となった海城吹奏楽団の定期演奏会。去年から4月初旬に日程を変更して、今年で24回を数えることとなりました。
曲目として
★イギリス民謡組曲/R.V.ウィリアムズ
★ヨークシャー・バラード/J.バーンズ
★マードックからの最後の手紙/樽屋雅徳
などとなっています。
毎年色々な趣向を凝らしたステージを楽しませてくれる海城吹奏楽団。今年はどんな仕掛けがあるのでしょうか。
海城吹奏楽団 第24回定期演奏会
2017年4月3日
なかのZERO大ホール
17:30開場 18:00開演
入場無料
ナスカイ最後の卒業式
海城の兄弟校である那須高原海城は、平成8年に全寮制の男子校として開校。那須高原の恵まれた環境で多くの人材を輩出してきましたが、平成23年東日本大震災と福島原発事故のあとは募集を停止しました。その後も東京の新大久保や多摩で授業を続けてきましたが、この度最後の卒業生8名を送り出して閉校することになり、3月5日には最後の卒業式が行われました。
塩田顕二郎教頭は海城の平成3年卒であり98代海城祭実行委員長であります。彼が有終の美を飾る姿を一目見ようと、同じ釜のメシを食った文実生徒会OB会の有志5名が卒業式におじゃましてきました。
8名だけの卒業式ではありましたが、ナスカイ最後の日であるということでナスカイOBや関係者が多数参列しました。海城OBも我々以外にも何人もいらっしゃいました。
卒業証書の授与には「以下同文」という常套句は使われず、茂木雅之校長によって1人1人に渡されました。
今回の卒業生は入学が決まったあとに学校が被災したため、一度も那須で学校生活を送ることはありませんでした。入学式は大久保の海城で5月に行いました。他校に移るという選択肢もあったでしょうが、あえてナスカイに残った彼らにはナスカイでしか得られないものがあったようです。
式辞で茂木校長は何度も「想定外」という言葉を使いました。合格した日に今日のことを想定した人は誰もいなかったでしょう。しかし、卒業生の顔は思いの外明るく、苦難を糧に成長したことが感じられました。「想定外」の総仕上げをするかのように、式辞の最中に会場が停電に見舞われるハプニングもありましたが、卒業生は動じることもなく小さく笑うだけでした。
卒業生の「別れの言葉」では、先生やOBをはじめ周囲からの温かい支援があったことと感謝が述べられました。彼らがすてきな人間関係の中で青春を送れたことが推察されました。
ナスカイは21年で歴史を閉じました。新任として赴任しその全てを見てきた塩田くんの無念は察するに余りありますが、濃密で素敵な学校に携わることができたことを羨ましくも思いました。
画像上:卒業証書授与式
画像中:8人の卒業生
画像下:(左から)国井94代生徒会長・塩田98代実行委員長・高山96代生徒会長
海城柔道部同期会「海柔会」報告
卒業31年よわい50、JK無縁だったヤワラー4人が土曜昼下がりに戸山の門をくぐりました。中村先生のご案内のもと、まず柔道場に足を踏み入れました。久々に畳の感触を味わい、ニオイも満喫(!?)しました。私達の時代もあったOB札を眺めた(泣泣)平成以降だ、S61の俺たちの名は…遠い彼方の忘却の果てか…道場の場所が変わっても後輩が立派に後を引き継いでくれて安心しました。柔道部顧問の関根先生から練習内容や対外成績を伺い、クサかった柔道着に思いを馳せたのも束の間、中村先生から矢継ぎ早に建物からグラウンドからご紹介いただきました。1時間半食堂・図書館から教室まで大満足のうちに学園生活にタイムスリップできました。オババはお元気なんだ・理科館でC-さんに説教されたな~。そういえば私達の頃は海中あがり140人に高校入試組500余人が加わり、試験の成績に一喜一憂していました。そんな緊張を和らげていたのは何だったか?それは同志である友か…30年経って身に沁みる同級生の有難みです。
新大久保駅前に場所を移し、「鳥良」にて5時前から酒席開宴です!アルコールが進むにつれ、タイムマシーンに乗船している自分たちがいました。一つ頭に浮かんだ事、もし自分が那須海城で6年間身を置いていたら…厳しい物言いを許していただければ、自分なりの那須海城20年を総括する意味があるのではないかと。7時にG君が合流し、同期7人中5人が一同に顔を揃えました。中国・天津赴任中のO君・親御さん看病のS君はじめ全員息していることが何より嬉しいことです。8時にて長野・伊那の人に戻ったA君・9時で宮城へ帰った私・株価気になるN君・残った2人と最後ラーメンをすすったN君、来年の再会を望みつつ各々家族のもとへ引き揚げていきました。
「海柔会」第1回成功です!!これもひとえにセンター試験直後並び入学試験直前のお忙しい中ご協力いただいた中村先生並び国井副会長のご尽力の賜物です。ありがとうございました。(浅賀洋之・記)
文実・生徒会OB会引き継ぎ完了!
94代国井さんに始まり、106代齊藤さんを通して、2017年1月3日(火)に115代津村へと文実・生徒会OB会の会長の座が引き継がれました(数字は高校2年生時の文化祭の年数)。この会は、世代は離れていても、会う度話題は尽きず、最後には「海城最高だよな!」で締めるそんなメンバー達で構成されています。わかりやすい活動としては、文化祭時に過去の文実Tシャツやパンフ、ポスターの展示、OBの講演等々。
僕の代では2年に1度、学年の全体同窓会を企画しているのですが、他の代では卒業後ぱったり会うこともなくなり、同窓会の話題も全く上がらないなんて話をしばしば耳にします。卒業してまだ年が浅いOB達はなかなかじっくり考える機会もないと思いますが、この中高6年間の出会いや経験って結構な財産です。卒業したらそれっきりなんてなんだか寂しいしもったいない。
文実・生徒会OB会は今年から、現役生と年齢の近い20代OBを増やして、卒業生にも在校生にも中学受験生にも、海城の魅力と、海城生でいる(いた)ことの誇りを広く楽しく伝えられたらな、とぼんやり考えています。近いうちに若手OBに連絡するので、まずは気軽に会えると嬉しいです(もちろん30代以上も随時募集してます)。
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。