クラブ・委員会ひろば

秋季大会に挑む
夏合宿で鍛えた海城高校野球部は実践的な練習に入った。
8/15(水)は岩倉高校・都立松ケ谷高校・海城高校の3校による変則doubleの練習試合が行われた。
岩倉高校戦は5回表まで1点差で勝っていたが、やがて投手陣がつかまり終わってみれば17対5という大差で敗戦。松ケ谷高校戦は序盤で4点のリードを許したが、中盤から終盤にかけ徐々に加点し、終わってみれば10対6で勝利。練習試合のため勝敗は参考でしかないが、1勝1敗であった。
秋季大会の抽選は8/29(水)に行われ、各ブロックの試合は9/8(土)から始まる。秋季大会までの海城野球部の練習試合日程は以下の通り。
8/17淑徳(坂戸)
8/18我孫子二階堂(我孫子)
8/20都立高島(新高島平)
8/22成蹊(吉祥寺)
8/23慶応志木(志木)
8/28都立日野(万願寺)
8/31都立永山(永山)
9/2県立与野(与野本町)
海城野球部の躍進に期待したい。
演劇部合宿で猛稽古
演劇部が千葉県富浦にて夏合宿を行いました。
猛稽古の成果は、秋の海城祭の公演にて披露されます。
第127回海城祭は9月15日(土)・16日(日)です。
演劇部スケジュール
15日(土)09:30~12:00
16日(日)13:30~16:00
※詳細は文化祭実行委員会のHPかプログラムでご確認ください。
アメフト夏合宿
アメリカンフットボール部(以下ドルフィンズ)が新大久保の海城高校内で夏合宿をしています。
本日、指導に当たっていたのは、元学生オールスターQB栗原敏朗(S34)さんとドルフィンズ設立メンバーの中井猛夫(S52)さんと南征孝(S52)さん。
連日の猛暑を警戒し、顧問や保健の先生も見守る中、ドルフィンズの選手たちは秋の公式戦に向けて熱心に練習をしていました。
ドルフィンズの初戦の相手は明治学院東村山高校です。
試合の日程と場所は以下の通りです。
皆様応援よろしくお願いいたします。
ドルフィンズの初戦
対戦校 明治学院東村山高校
試合日 9/2(日)10:00~
開催地 明治学院東村山高校
画像:左から中井さん・栗原さん・南さん
【詳報】3回戦は海城対帝京戦
海城にとっては3試合目だが帝京にとっては初戦。このメンタルのアドバンテージをどう生かせるか?
海城の先攻で試合がスタート。
【1回表】
海城の攻撃。
相手投手の背番号は10。エースではない。
1死から2番鈴木が死球で出塁。
2死から4番中島が四球。
1死1・3塁。
1ゴロでチェンジ。
無得点。
【1回裏】
帝京の攻撃。
海城の投手はエースの斉藤。
いきなりの先頭打者本塁打!
2番打者がセンター前ヒット。そして盗塁。
3番打者がレフト前ヒットで1点追加。
その後、1ゴロで1死取るも死球で1死1・3塁。
ボークで1点追加。1死2塁。
エース斉藤の力投で、後続をピシャリ。
0対3で帝京のリード。
【2回表】
海城の攻撃。
内野ゴロ・内野ゴロ・右飛で3者凡退。
【2回裏】
先頭打者にヒットを許すも、盗塁は阻止。
2番手打者が四球を選び、1死1塁。
ライトオーバーのヒットで1死1・3塁。
四球で満塁。
痛恨のパスボール。1点追加。
なおも1死2・3塁。
四球で満塁。
センター前ヒットで1点追加。
盗塁もあり1死2・3塁。
中飛の間にタッチアップで1点追加。2死1・3塁。
内野ゴロチェンジ
0対6で帝京リード。
【3回表】
炎天下での試合。グラウンドからは陽炎が立っている。
打席は1回戦で満塁本塁打を放った8番捕手の青木。センターへの痛烈な当たりを帝京のセカンドがジャンプ一発。2ライナー。
9番斉藤は1ゴロ。
打順は1番に戻る。1番佐々木は1ゴロ。
チェンジ。
【3回裏】
三振のあとに四球を出すも1ゴロでゲッツー。
帝京打線を3者で仕留める
【4回表】
あっという間に3者凡退。
【4回裏】
2死から1点取られるも、その後は海城野手の好守でしのぐ。
チェンジ。
【5回表】
またも3者凡退。
気づけば未だノーヒット。
【5回裏】
0対7で帝京リード。10点差なら5回コールド負けのピンチ。
二飛で1死からセンター前ヒット・レフト前2塁打で1点追加。
ライト前ヒットでさらに1点追加で0対9。あと1点しか猶予がない。
右飛で2死1塁。盗塁許し、2死2塁。
得点圏にランナーを置くギリギリの展開。
ここでエース斉藤が踏み止まる。1ゴロに仕留めチェンジ。
【6回表】
観客席から「ブラバンに応援させろ~」の声。たしかに、3者凡退が続いていて、この試合で海城側の応援の時間が非常に短い。
結局、この回も3者凡退。
【6回裏】
海城はピッチャーは2番手の中西に交代。
四球から始まる展開だが、何とか抑えきる。
依然として海城はノーヒットで0対9で帝京がリード。
【7回表】
7回以降で7点の差があるとコールド負け。つまり、この回に3点入れないとコールド負けになってしまう。まずは1本のヒットが欲しい。
こういうときに4番で主将の中島が仕事をする。
3番西村が2ゴロに倒れたあと、4番中島がセンター前ヒット。
神宮に海城打線の快音が響き渡る。
しかし、帝京は強かった。
5番古島右飛。
6番名倉右飛。
規定により、ゲームセット!
0対9で海城の惜敗。
祝日ということもあり、海城側の応援席にはOB・海城生・保護者が多数。海原会徳光和夫会長も駆け付けた。応援の数ならこちらの圧勝であった。
それにしても、帝京は強かった。そして、フェアプレー精神のあふれる素晴らしいチームだった。
海城球児の夏は終わった。
画像上:海城の攻撃
画像中:6回の裏のピンチ
画像下:試合終わって
俳句甲子園出場
海城の校門から見えるところには、活躍をしている部活や個人の垂れ幕がかかっています。右から2番目の垂れ幕によると、今年も海城は俳句甲子園の全国大会に出場が決まったようです。
出場メンバーとして書かれている青木暢也さん(高2)は野球部で、7月11日の本郷高校戦には捕手として出場。満塁ホームランを打っています。野球部は7月16日に帝京高校戦を迎えますが、俳句では早くも甲子園を決めたということでしょう。
垂れ幕を見て、ある野球部OBが一句。
青木捕手 一足先に 甲子園
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。