同期会・同窓会ひろば
海城36会 隅田川の船旅と回向院見学、両国界隈散策
今年の見学会は両国の回向院見学と散策、船の上から海軍兵学校の跡地を眺めるという興味深い企画でした。見学会に便乗する形で海城36会の仲間に集合をかけたところ、なんと当日総勢31名のうち12名(山田、重武、朝倉、堀口、林、伊藤邦、藤咲、佐藤洋、谷中、木村、田中、私杉山)もの参加となりました。見学先の回向院で海城36会の同期が住職をしていたのも、多数の参加の一助になったと思います。
参加者の上は昭和20年卒で下は平成15年卒。そのうち夫婦連れが6組でした。1人の遅れもなく両国駅に集合し乗船し出発!。
船のコースは両国から浅草、明石町、聖路加ガーデン前を経由してお台場海浜公園。帰りは若干コースが変わり、浜離宮、明石町、越中島を経由して両国に戻るコース。いつもと違った目線から約2時間の東京見物をしました。
その後全員で回向院を見学。本堂で住職の本田義敬氏と一緒に記念撮影後、本堂の阿弥陀如来坐像を拝み、住職の奥様の案内で外に出て、江戸の明暦大火の供養塔、安政大地震の供養塔、竹本義太夫の墓、鼠小僧次郎吉の墓などの説明を聞きました。
相撲どころ両国ということで、昼食はちゃんこ鍋の巴潟です。4人1組で鍋をつつき、見学の話や海城の思い出話などを語り合いました。
食後は希望者だけ吉良邸跡地、芥川龍之介文学碑、勝海舟生誕地、安田庭園を散策し、午後3時半ごろ散会しました。
ここで紙面を借りて回向院の住職夫妻に大変お世話になったことを御礼申し上げます。
写真は上から乗船する前の海城36会の面々、回向院本堂での住職との記念撮影、回向院門前での記念撮影です。
海原三三会/池袋東武の14階で集う
秋晴れの爽やかな日、恒例の三三会を永竹君の紹介で東武百貨店の14階バンケットホールから池袋の夜景を眺め、楽しいひと時を過ごしました。
出席は22名、初参加は加藤真一君です。先ず物故者(今年は鹿野嘉治馬君、鹿島清君、溝淵脩雄君、川南陸充君の4名)に黙祷しご冥福を祈る。
司会は石原君、会員状況報告あり。海原会イベント報告を池内君より、9月学園祭で海原会サロンを訪ねた人は小学生と父母が昨年より多くなりました。中高一貫校になったのが要因では?また、女子高生の訪問も目立った。ゴルフ大会では小口正弘君が4位入賞したそうだが欠席で入賞の弁は聞けず残念! 飛び賞の人あり、ブービー賞の一つ上で悔しがる人あり。
三三会より六名参加はご立派。
近況報告は古賀理事長より再来年創立一二五周年で理科(生物)校舎の建設。女子教員の増加(全体の一割)したこと。中高一貫の成果は少し先との話あり。初参加の加藤君は永年添乗員をされ、海外渡航歴も豊富で近々ドイツへ孫に会いに行かれる由。
豊島君の「3本エール」があり「健康長寿」でオリンピックまで元気にと気合が入り、校歌斉唱し黒川君の中締めで散会した。
富田勝彦小作品展 vol.6 冊
富田勝彦さん(昭和51年卒)の作品展が行われています。
以下紹介文です。
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹
「錦秋に潜む白虎」
1996年東京・京橋で発表し、好評を得た作品「宴」。富田が4年間、京都高雄に通い完成した作品です。四方空間を囲むように構成されたシリーズ全4作の中から、西面のための作品「白虎」を展示します。タイトルだけでなく、作品にモチーフとして虎を描いています。今回の展示は、1999年代々木アートギャラリーで再展以来、実に15年振り。今世紀初の展示になります。さて…虎はどこに潜んでいるのか?! お探しになってみませんか?!
冊
東京都千代田区九段南2-1-17
パークマンション千鳥ヶ淵1F
http://www.satsu.jp/
*冊は、二期リゾートが運営するブックカフェ・ギャラリーです。書籍ディレクター
は松岡正剛氏。
第4回海城六二会コンペ
平成26年10月19日、千葉県成田市の大栄CCにおきまして、昭和62年卒の有志によるゴルフコンペを行いました。過去の参加者はのべ13人なのですが、皆さん現役世代のため日曜日だというのに仕事が入ってしまった人もいたりして、今回の参加者は6名と少なめ。それでも、海城時代に培った体力でガンガン楽しみました。
参加者(所属は高校時代の部活)
伊藤(テニス)
景山(アメフト)
北嶋(野球)
国井(文実)
古市(海城プロレス)
松尾(バレー)
今回の優勝は古市選手、準優勝は北嶋選手でした。やっぱりプロレスと野球は鍛え方が違います。
第5回コンペは来年5/17(日)で、場所は大栄CCす。
同期の中には70~80台で回るアスリートもいますが、108前後の煩悩プレイヤーもいて、それぞれのレベルで楽しんでいます。同期で参加希望の方は海原会のホームページの「海原会へのお問い合わせ・ご連絡」からお問い合わせください。
【告知】
来年の昭和62年同期会(呑み会)は3月15日(日)です。海城学園内カフェテリアを予定しています。
画像上:集合写真
画像中:優勝カップを手にする古市選手(右)
画像下:準優勝の北嶋選手
同級生、第12回角川財団学芸賞を受賞!!
この「同期会・同窓会ひろば」でたびたび紹介しております、私の同級生である呉座勇一君(平成11年卒)が、本年1月に出版した著書『戦争の日本中世史―「下剋上」は本当にあったのか―』(新潮選書、1,500円+税)で第12回角川財団学芸賞(※)を受賞することとなりました。
詳細は、角川文化振興財団の下記リンクをご覧ください。
http://www.kadokawa-zaidan.or.jp/news/2014/10/000273.php
実は呉座君、昨年(2013年)も、一昨年9月に出版した著書『一揆の原理―日本中世の一揆から現代のSNSまで』(洋泉社、1,600円+税)が第11回角川財団学芸賞の受賞候補作に挙がっていました。しかしその時は、最終審査の2作まで残っておきながら僅差で受賞を逃した経緯があります。
受賞を逃した当時、呉座君は「次回作で『倍返し』できるよう頑張ります」と私に述べていましたが、今回、まさにそのとおりとなりました。
OBの皆様、呉座君の著書にもし興味を持たれた方は、書店にてこの著書を手に取ってご覧いただき、お買い上げいただければ幸いです。
(※)アカデミズムの成果をひろく一般読書人・読書界につなげ、知の歓びを共有するとともに、研究諸分野の発展に寄与することを目的として、平成15年に設定された賞。(角川文化振興財団ホームページより)
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。