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【野球部】海城対堀越
海城高校野球部は4月3日(土)江戸川区球場にて春季大会の1回戦に出場した。対戦校は堀越高校。言わずと知れた強豪である。
海城は渡辺投手と杉村捕手のバッテリー。
強豪の名に臆することなく、海城ナインが力を出せるかが試合の鍵であった。
1回表、堀越の攻撃は0点で抑えた。
無難な滑り出しにリラックスできたのか、その裏の攻撃で海城が1点先制。
2回表、すぐさま堀越が1点返して追いつく。
3回はお互い得点することができず。
4回表、堀越が1点追加し逆転。
その後は、2対1で堀越がリードのまま試合が進む。
6回を終えた時点で2対1の好ゲーム。得点こそないが、どちらかというと海城の方が塁を賑わしている印象。この展開を予想できたOBがどれだけいただろうか。
しかし、さすがの堀越であった。
7回表、海城のミスをきっかけに堀越打線が爆発。
あれよあれよと7点奪われ、気づいてみれば9対1。
海城は7回コールド敗退となってしまった。
とはいえ、堀越に安打の数で上回る試合展開は、応援するOBが夢を見るのに十分なもの。
「ほとんどの学校が公式戦に出られない中、夏に向けての貴重な体験となった」
とは、事情通のOBの言葉。
本番の雰囲気は本番でしか味わうことができない。今回の試合で味わった様々なことを血や肉に変え、夏の選手権に向け海城ナインにはさらに高みを目指してほしい。
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