クラブ・委員会ひろば
応援!オンライン海城祭!
今年の第129回海城祭は、生徒のみが校内で行う「うちわ開催」と世界中に発信する「オンライン開催」の二本立てです。
新型コロナウィルス感染拡大の影響でこのような形式になったのですが、生徒のみとはいえ、校内での開催が実施できたのは、OBとして感謝!感激!です。
思えば、海城祭の歴史は困難克服の歴史でありました。直近で印象深いのは20年ほど前です。O-157が流行し生徒が食品を扱うことができなくなりました。108代実行委員は新大久保の国際化にヒントを得、近隣の飲食店に呼び掛けて海城祭に多国籍屋台村を作りました。ピンチをチャンスに変えたのです。当時の文化祭実行委員(以下文実)の何名かは、現在は大きなイベントを仕切る仕事についています。
今年の「オンライン開催」もピンチではありますが、おそらくは129代たちがピンチをチャンスに変えてくれるものと信じていますし、この経験が彼らを強くすると確信しています。
そんな9月某日、海城の法人事務で働く98代実行委員長の塩田顕二郎さんから無茶振り。
「129代執行部とOBとの対談の様子を動画でオンライン海城祭に流したい」
当日まで残り時間が無かったり収録日が平日だったりしましたが、「後輩たちの祭りのためなら」と、若手の実行委員長と生徒会長経験者のOBが時間と作って名乗りを上げてくれました。
収録は海城のカフェテリアにて。20分の尺なのに100分ぐらい海城のいいところをしゃべりました。あとは編集にお任せ。できあがりは、本番に見てみようと思っています。
文実・生徒会OB一同は現役のために一肌脱いだというより、歴史的な第129回海城祭に立ち会えてうれしい、というのが正直な気持ちです。
129代、頑張れ!
画像:収録風景(塩田さん撮影)
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。