クラブ・委員会ひろば
野球部OB会総会
1月12日に、海城高校野球部OB総会が開催されました。総会前に毎年の恒例行事として、ソフトボール大会が行われていますが、今回は野球部の活動に長年にわたってご尽力いただいた中村久憲先生の退職記念杯ということもあり、例年であれば4チームのうち1つは現役チームとなるところ、今年は全チームが保護者・OBによって構成される盛況ぶりでした。
ソフトボール大会は中村先生による始球式によって開幕。打者には昨年高校野球連盟より表彰された山本先生が立つという豪華(?)な演出。定年退職されるとは思えないような流れるフォームでボールを投じた中村先生に、参加者からは大きな拍手が沸き起こりました。
ゲームでは、OB以上に保護者の方々の活躍が目立ちました。特に、優勝チームでは選手のお父様が3連続完投勝利と、稲尾も権藤も裸足で逃げ出す鉄腕っぷり。中村先生の退職のお祝いにふさわしい盛り上がりを見せました。
総会ではさらに参加者が増え、OB・保護者合わせて100名超となりました。特に、お母様方については、現役から平成24年卒まで実に10年近い世代に渡ってのご参加となり、中村先生の並々ならぬ人望を感じました。
例年通り、総会としての式次第は進んでゆくものの、やはり主役は中村先生。中村先生がいらっしゃるところにお母さまの人だかりが見られました。もはやアイドルか中村先生か。演劇部の活動と並行しながら野球部の練習試合にほぼ毎回同行し、選手・保護者とまめにコミュニケーションをとられていたことが大きな信頼につながっていると感じました。
そして、徳光海原会長のご挨拶では、中村先生への慰労のお言葉をいただき、OB会からは、退職されても現役の支援をという願いから、名前入りのノックバットを贈呈しました。また、OBおよび教え子代表として、平成27年卒の齋藤篤輝元主将が、送る言葉とともに生徒時代の思い出を述べました。先に触れた山本先生の表彰も、中村先生の退職祝いに花を添える形になりました。
会の最後には、早稲田大学の元応援団副団長でもある平成28年卒の清水君が、海城高校へのエールを先導したのち、参加者全員による校歌の大合唱にて締めました。
この度の新年総会は例年になく印象に残る会でした。先生・保護者・OBの絆も深まったように感じられます。OB会は、この盛り上がりの火を絶やさず、次回以降の運営に生かし、悲願である海城高校の甲子園出場への一助となるよう努めてゆきます。
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。