クラブ・委員会ひろば
「キッド・アイラック・アート・ホール」と私
「キッド・アイラック・アート・ホール」と私
写真 文 広報委員 杉山紘千佳
ここで今回は「キッド・アイラック・アート・ホール」と私自身についてお話しいたします。
窪島誠一郎氏が昭和39年の東京オリンピックでおにぎりを売りまくっているころ、私は昭和38年の8月に隣町の永福町に転勤。昭和50年4月まで11年8ヶ月、その当時人生の1/3をS会社の営業職に就いていた。
オリンピックのとき、たまたまマラソンの試合に出くわして、下高井戸の顧客の2階から見物することができた。ヒタヒタと裸足で走るアベベ(金メダル)、日本人では自衛隊出身の円谷選手、君原選手が続いた。彼らの追い上げを期待して観戦したことを覚えている。
「ホール」の前身であるスナック「塔」が開業したのが昭和38年。景気の波に乗りチェーン店を5店舗にまで増やし、そのおかげで「キッド・アイラック・アート・ホール」が完成。美術・音楽・演劇を中心にセミナーや展示会音楽会を開催した。
私もアマチュアながら日本産業音楽会で後に5年連続日本一に輝いたタンゴバンド、オルケスタファンチャムで打楽器を担当していた。
絵画の方は後に日展理事長で文化勲章を受賞した日本画の「大山忠作」画伯が親族にいたので絵画鑑賞を趣味にして関東近辺の美術館巡りを現在もしている。
また、実の弟が写真大学を出て、プロの写真家を目指したこともあり、見よう見まねで私も写真を趣味に現在も続いている。写真の方は10数年前に日刊工業新聞の正月特別版に半切の大きさで新聞に初日の出の写真が掲載されたのが唯一の自慢です。
「キッド・アイラック・アート・ホール」は今後の予定として
12月10日(水)・11日(木)
劇団竹の「屍と幸せの女王」(有料)
12月13日(土)・14日(日)
京ことば「源氏物語」(有料)
語り 山下智子
12月24日(水)
「天満敦子」ヴァイオリンコンサート(有料)※残席わずか
などの講演が年内に予定されています。
現在「キッド・アイラック・アート・ホール」は窪島氏縁の早川誠司氏が責任者として頑張っています。海原会の皆様、電話して予約すると割引になります。是非興味ある方はご来館ください。
又、貸しギャラリー、貸しホールも常時受け付けております。
〒156-0043
東京都世田谷区松原2-43-11
「京王線」「井の頭線」明大前駅より徒歩2分
TEL 03-3322-5564
画像上:窪島誠一郎氏
画像中:往時を偲ばせる資料
画像下:終戦直後の明大前付近の焼け野原の空撮(店の壁画から)
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。