クラブ・委員会ひろば
第21回海城吹奏楽団定期演奏会開催
海城吹奏楽団KWE(Kaijyo Wind-Ensemble)の定期演奏会はゴールデンウイーク最終日の5月6日(火)、中野ゼロホールで開催された。今年で21回目となり歴史の長さを感じる。開演30分前から入場受付が始まったが、一般の人たちに混ざって制服姿の女子校生の一団があったりして、たちまち長蛇の列ができた。ここ数年、1000名を超える入場者があって人気が出ているようだ。
会場の中は運営サポートのお母様方や、学生たちとその友人、OB会員やその家族と各年齢層の人たちが混じるが全体的には若い人たちが目立つ雰囲気だ。客席の中には植木海原会前会長や立石学園後援会長がおられ、そして昨年までは名物的存在で司会者をされていた福島先生が、定年退職されたので客席の側にお座りになっていた。司会は代わって黒田雄大君(H25年卒)、指揮は佐藤靖久先生。創立以来20年以上にわったって携われ、団員の信望が厚い。
演奏は第1部がアメリカンパトロールや海兵隊など海に関したクラシックな曲が選ばれた。第2部はここ5年間で上映された映画音楽をテーマに、ジブリメドレー、レ・ミゼラブルから夢破れて、BAD.マイケルジャクソンのヒット曲、パイレーツ・オブ・カビリアン;生命の泉、メドレー。服装も学生服からカラフルな半袖シャツに代わり、軽妙な司会者コンビで進められた。アンコール曲の後は校歌演奏でお開きとなったが、大変に素晴らしい演奏だった。
学年別の紹介があり、中2から高3までの5段階の中を進むに従い、演奏のスキルを身につけていかれる過程も分かり、OB会の活躍も含めて層の厚さを感じる。今後の展望も期待できよう。
KWEには海原会の毎年の6月の総会や、7月の野球部都予選応援で校歌を歌う喜びを味わせて頂いている。演奏が年々向上して素晴らしいものになっていることを嬉しく思う。
画像上:観客席のOB
画像中:演奏前の挨拶
画像下:パイレーツ・オブ・カビリアンの演奏
画像:杉山紘千佳(昭和36年卒)広報委員会副委員長
文章:石原長夫(昭和33年卒)副会長
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。