クラブ・委員会ひろば
東京ドーム!!
3月23日(日)夜、ジャイアンツとファイターズが繰り広げたオープン戦の熱気が冷めやらない東京ドームで、関東学院高校の野球部OBとの対抗戦(硬式球使用)が行われました。
折しも、7年ぶりに人工芝を張り替えたばかりということで、リニューアル後の一般人としての使用は我々が初めてというおまけ付きで、ある意味こけら落とし的な試合であったとも言えます。
20時過ぎにプレイボールの声がかかり、9回、時間にして約3時間、熱戦が繰り広げられました。
投げては、先発した昨夏のエースであり主将の小林選手(H26)が、受験勉強明けとは思えない速球を女房役の尾崎選手(H26)のミットにバンバン投げ込み、関東学院打線にバッティングらしいバッティングをさせず、序盤の試合を作りました。
中盤は、夏の大会で強豪日大豊山をあと一歩のところまで追い詰めた北森選手(H20)が登板し、緩急を用いた投球で相手を翻弄。その際のバックは、北森選手本人も所属する海城OBの草野球チーム、キャンディーズの野手を主とした構成で、リズムの良い守備が展開されました。
終盤は、梶監督自らが登板。打ち気に逸る相手打線に対し、打たせて取る危なげないピッチングで、試合を締めました。
打っては、岩崎選手(H20)、出口選手(H23)、稲木選手(H24)、水野選手(H25)といった、歴代の主将を中心とした豪華打線が序盤に爆発、試合を早々に決めました。
中盤以降は、30代の選手を中心とした「中堅打線」に世代交代。過去の展開からすると、このあたりから試合が膠着し、終盤に逆転されるというパターンが続いていたのですが、今年の海城は一味違います。
”東京ドーム10割男”の結城選手(H7)をはじめ、渡辺選手(H7)、大原選手(H10)のキャンディーズメンバーが各々マルチ安打を放つなど、切れ目なく打線が繋がり、ビッグイニングを作り上げました。
また、昨年の対抗戦で、死球により無念の退場となった渋谷選手(H9)も、鋭い打球のタイムリーを放ち、見事リベンジを果たしました。
このように投打が上手くかみ合った結果、23対4と、海城高校OBの圧勝に終わりました。
勝ち負けについては、集まるメンバーによっても大きく左右されるため、水物といえましょう。
何よりも良かったのは、ベンチもグラウンドも適度な緊張感を保ちつつ、和気あいあいとした雰囲気のもと、両校ともにケガ人を出すことなく無事に完了したことです。
参加者全員が、来年もまた東京ドームの芝を踏みたいと感じたのではないでしょうか?
硬式球を使用のため、普段草野球でプレーしているならともかく、野球そのものから遠ざかっている方にとっては、敷居が高いように感じられるかもしれませんが、一度ドームのフィールドに足を踏み入れてしまえば、きっと現役時代の血が騒ぐはずです!
今一度、硬球の感覚を確かめたい!という方は、ぜひ来年ご参加を!!
そういえば、過去3回のドーム対抗戦において、まだ柵越えのホームランを目にしたことがありません。
誰が最初に打つのか!?
腕に覚えのある方も是非エントリーしてください!
最後になりますが、東京ドームの使用に際してご尽力くださった関東学院高校のOBの皆様、3時間もの間キビキビと判定してくださった球審の方に心から御礼申し上げます。
※選手名の後に付則の( )内は卒業年
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。