クラブ・委員会ひろば
半分はアメリカ、半分は日本にある佐喜眞美術館
今回、沖縄から佐喜眞美術館長がアルテトネヤマの講演会にやって来ます。関心のある方はどうぞ来て頂きたく下記の通りお知らせします。
佐喜眞氏のご先祖の土地が普天間基地の境界にあった。
その動機はあの広島「原爆」の図を描いた丸木位里・俊夫妻が「沖縄戦の図」を描いたが誰も引き取り手が無かったという。あまりにも巨大な絵だからである。彼は意を決して引き取る準備をした。行政に美術館設立できるよう交渉したが許可しなかったという。そこで米軍と交渉したら、記念すべき
施設だからと言って基地の敷地を提供したという。
≪この敷地の半分はアメリカの土地で半分は日本の土地だよ≫といっていた。何か今の日本を象徴している。彼はついに私財をなげうって創設したという。その一助に海城卒の窪島誠一郎氏(無言館)がいる。
10年前、トネヤマグループで利根山光人展が開かれ行った。珍しく会期延長したほどだった。随分お世話になった。
今では全国から修学旅行の生徒が来るという。
そして政治に翻弄されその原点が垣間見えるようだ。沖縄!ウルトラマリンの海、のどかな景観、2度と日本に帰りたくない。平和な国といってもいいだろう。
アルテトネヤマ7月講演会
日時:7月21日(日)14:00=16:00
場所:世田谷区等々力4-24-10利根山アトリエにて
会費:2,200円
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。