クラブ・委員会ひろば
古賀理事長と徳光会長の座談(10)
会報「海原」37号で巻頭特集された古賀理事長と徳光会長の座談の全文を10回に分けて掲載いたします。こちらは第10回(最終回)です。
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徳光
父母会と海原会との結びつきはあった方がいいと思いますか?
古賀
あった方がいいですね。卒業生は海原会に全員入ることになりますが、保護者は希望される方だけでいいと思うんですよ。賛同されたかたに入ってもらうのがいいんじゃないかと思います。
徳光
なるほど。それは常任幹事会に諮ってみましょう。
ひとつの設問で色々な答えが返ってくるから楽しみです。錚々たる方がいますから良いアイデアが出るでしょう。
古賀
よろしくお願いします。
保護者の方には錚々たる人がいらっしゃる。びっくりする人がおあられますよ。
徳光
ところで那須校は今どのようになっていますか。那須校は教育の理想形でしたよね。あそこには戻れないですか。
古賀
あれは先行教育の最たるモノでしたが、震災と原発事故で避難ということになってしまいました。もうあの場所に帰ることはないでしょう。残念ながらしかたありません。廃炉まで40年という話でしたが、やっぱり順調にはいかない。それどころかもっとひどいモノができている。放射能が出る前に避難できたのが幸いでした。戻る選択肢はない。できない。
今のところ(多摩市)でやっていくでしょう。まずは今いる生徒を卒業させて、一時閉校にするつもりで対応してます。
徳光
残念ですね 人間教育という面では那須は素晴らしいなと思っていた。生徒の会話があるしね。
古賀
それこそ全寮制の仲間はそれこそ一生通じての友人です。
徳光
那須海城の空気と言いますか、海城学園として生徒たちに教え、教えられたことはあったと思います。那須での教育を本校に活かせたら良いですね。
古賀
生きているものも沢山ありますしこれからもあるんじゃないですか。
徳光
どうもありがとうございました。
(完)
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