クラブ・委員会ひろば
古賀理事長と徳光会長の座談(3)
会報「海原」37号で巻頭特集された古賀理事長と徳光会長の座談の全文を10回に分けて掲載いたします。こちらは第3回です。
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古賀
卒業生といってもいろんな方が居て・・・幸せな学校生活を送った人ばかりじゃないでしょう。でも、そういう人でもあるとき懐かしくなるんです。退学させられた人だって、ずいぶんたってから卒業してないけど卒業生にして同窓会に入れてくれなんて話が私の卒年ではありました。卒業して何十年かたつとチャンと戻ってきます。
徳光
私の卒年にもいます。「海城1年、××3年」なんてね。私たちの卒年では毎年ゴルフコンペをしているんですが、あるときからそいつが参加するようになり、一緒にラウンドするようになりました。うれしいみたいでね。「オレも海城なんだよ」なんて言って。声をかけてくれることがうれしい。
どうしてもOB会となりますと、高校卒業直後はもちろん大学に通っている時に、海原会に気持ちが向くのは難しことで、社会に出て10年以上経験してその中で、海原会はメリットもある何か和めるつながりも持てるんじゃないかな。卒業10年ぐらいの若者が入ってきてくれて、活動してくれればいい形で活性化するのではないかと思います。
古賀
その兆しがいま見えているんじゃないですか。私がずっとおつきあいさせてもらって
この近年本当に変わりました。若い人が熱心ですね。それに役員の皆さんも毎週土曜ごとに集まっている様子で、在学中より熱心?ですね。
徳光
よくやって頂いてます。同期の会が確実に増えてますものね。私たちの同期の輪もどんどん広がっていて、ゴルフから派生してやっている飲み会なんかも人数が増えまして、何人かは先生じゃないの?と間違えるヤツがいるんですが。
いい傾向じゃないかと思う こういうことが海原会の力になってそれが結集していきますと なにがでもかんでも結びつくのがいいかはわかりませんが、海原会の会員であるという意識を持つって頂けるとありがたいすね。
古賀
最終学歴でないから同窓かどうかなかなかわからない。でも思わぬところで海城OBがいたりして、面白いもんです。
徳光
ところで海原会は一番良い合議制で進められたら最高だなと思っているんですけど・・・十人十色でいろんなアイデアが出ます。テレビ局とは違いますね。この旗止まれでないからいろんな意見が出ます。其れなりに齢を重ねた人が合議を重ねると頭を使う、段々生き生きしてくる。会議の始まりと終わりとでは皆さんの顔色が違う陽に思います。話し合い、会議をすることがいいことだと思う。そういうことを通じて責任とか愛着というものに結びつくと思います。これはなるべく若い人たち、平成生まれの卒業生にも広がって行くと良いと思っています。それは理想だけど非現実的だとは思いません。
今は最先端で若い世代がパイプ役になって頂き世代で断層ができなければ良いのではないか。そういうものが構築されていくと良い形で機能するんじゃないかな。
(続く)
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。