クラブ・委員会ひろば
高校野球部OB会主催『田中政一先生の定年退職を祝う会』@日本出版クラブ
2月25日(土)神楽坂の日本出版クラブにて、
体育教師として、高校野球部監督として、42年の長きにわたり、教育、指導されてきた田中政一先生の定年退職を祝う会を、高校野球部OB会主催で開催いたしました。
雨上がりで足下の悪い中、20才代〜50才代の田中先生から直接指導を受けた世代はもちろん、河原先生世代の60才代〜80才代の大先輩も田中先生の労を労い、感謝の気持ちを伝えるために、120人を超える方々が足を運んでくださいました。
八田会長はじめ、歴代OB会長の謝辞にはじまり、各年代代表者による田中先生との思い出エピソード披露スピーチが続き、田中先生には内緒で行った奥様へのインタビューでは、会場が爆笑に包まれ、終始明るく楽しい会となりました。
東京大学野球部前主将 岩崎くんの指揮による参加者全員での校歌斉唱では、念のため歌詞カードをみなさんに配っていたのですが、さすがは元高校球児。
歌詞カードを見る人は一人もいませんでした。
後任の梶監督からは、感謝と今後の抱負を語っていただきました。
田中先生の最後のご挨拶では、
「河原先生に追いつけ追い越せという気持ちで指導してきたが、最後まで追いつけなかった」
と、悔しい胸の内を打ち明けられ、私を含め「親の心子知らず」な教え子であったことを反省したOBも少なくないことでしょう。
田中先生のスピーチ内容は、最後まで自分に厳しい田中先生らしいスピーチでした。
ただ、想定外だったのは、田中先生のスピーチの短さです。
試合の後の反省会では、話がとても長かった田中先生。
OBに向けた最後の話もきっと長いだろうと、十分な時間をとっておいたのですが、非常に簡潔でよくまとまった素晴らしいお話で締めくくってくださいました。
最後は、今回司会もつとめた、慶応義塾大学野球部で活躍した結城くんの音頭による万歳三唱、参加者全員での記念撮影で、田中先生の定年を祝う会はお開きとなりました。
終了後は、近い年代同士連れ立って、神楽坂で田中先生の教え子らしく、長い反省会があちこちで行われたそうです。
写真1)挨拶をする八田OB会会長
写真2)田中先生と先生と中堅OBたち
写真3)田中先生と120人の教え子たち
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。