業種別海原会ひろば
【メディア】元海城生のバンドによる対バン
メディア会に所属する美術家の富田勝彦さん(昭51卒)から報告がありました。
元海城生の所属する「ウシャコダ」と「頭脳警察」を含む複数のバンドが1月27日に渋谷のON AIR WESTにて「渋谷大決戦!」と銘を打ったイベントを開催したとのこと。
ウシャコダは冨田さんの同期である藤井康一さんがボーカルを務めるバンド。パンクからジャズ、カントリーまであらゆるジャンルをミックスさせた独特の音楽と、トークに定評があります。
藤井さんは海城を卒業後、ヤマハ主催のEastWestで78年にに最優秀グランプリを獲得後、翌年にワーナーパイオニアから1stアルバムをリリースし、以後藤井さんはプロの舞台に立ち続け、ウシャコダも解散と再結成を経て現在も活動を続けています。
頭脳警察はとパンタこと中村治雄さんがボーカルを務めるロック、パンクロックのバンド。1972年にデビュー後、過激な歌詞とライブパフォーマンスでレコードが発禁や放送禁止になったり、コンサート会場には出入り禁止となったりしたのは語りぐさ。中村さんはプロデュースや俳優業へと活躍の場を広げつつも、頭脳警察としての活動も解散と再結成を繰り返しつつ続けています。
曲と曲の間、トークで中村さん曰く
「俺は藤井君と違って、海城学園を卒業してないんだ…」
卒業しなかった理由は語られませんでしたが、当時の海城生にとっては中村さんが前庭で大パフォーマンスをして学校に別れを告げたという伝説はよく聞きます。なお、中村さんは海城高校は卒業していませんが、海城中学までは卒業したそうです。
イベントは盛り上がり、若者からまで大いに楽しんだとのことでした。
勉強の学校という印象が強い海城ですが、その進路は多岐にわたり、芸能、中でもプロとして音楽活動をする人は昭和から平成に至るまで輩出し続けています。
画像上:(左から)富田さん・中村さん・藤井さん
画像中:ライブ風景
画像下:イベントのフライヤー