業種別海原会ひろば
【プノンペン】日本対カンボジア戦にて
9月3日(木)にW杯ロシア大会アジア2次予選の日本対カンボジア戦が行われました。
その運営に尽力したのが海原会プノンペン支部の小市琢磨さん(H05卒)です。
小市さんが立ち上げたLOCOMOグループは、流通や食品などの他にもメディアも手がけています。日本のテレビ局が取材をする番組の多くはLOCOMOを窓口にしてきたという実績が認められ、コスト面の理由から日本に記者を派遣できない多くのカンボジアメディアの代理として取材を行うことになりました。
カンボジアに住んで20年を超えたという小市さん。人生の半分はカンボジアですので、今日の試合は心境複雑かと思いきや、
「カンボジアが2次予選に出られたことが勝ち負け以上に大切」
とのこと。近年は経済的な発展が著しいカンボジアですが、小市さんが訪れた当時は内戦の傷跡も大きかったといいます。
「スポーツを楽しむ気持ちがカンボジア国民の中に芽生えつつあるのが感慨深いです」
と小市さん。今回の試合では日本在住のカンボジア人やカンボジアに関係する日本人80名ほどが観戦をしました。
11月17日にはプノンペンにて日本対カンボジア戦が行われます。今度はカンボジアが日本を迎える番です。ここでも小市さんが力を発揮するのだとか。在カンボジア日本人の草分けとして、日本とカンボジアの架け橋として、海城OBはがんばっています。
画像上:国旗を手にカンボジアを応援する小市さん
画像中:撮影のお手伝いをした国井(昭和62卒)と小市さん(右)
画像下:試合直前のカンボジア代表 (国井撮影)