同期会・同窓会ひろば
声のデカきことは健康に比例する?
36会(昭和36年卒業の同期会)恒例の忘年会が12月7日夕、東京四谷・長崎県産業支援センターで行われました。会場の設定は赤石浩君の手を煩わせ、酒肴は各自が持参というスタイルは例年通り。参加者は16人。
宴もたけなわ、近況報告では、「いつも家にいると、たまには外に出たら……と女房に言われてね。同期の集まりには最優先で出席。助かってるよ」という声もあれば、「そう言ってくれる人間が、オレにはいないからな」という声も。「嫁さんをもらえばいいんだよ」とは経験者、杉山紘千佳君の適切なるアドバイスです。置かれた今の状況は様々に違っても、多情多感の高校3年間、同じ空間を共有し、卒業してから半世紀以上、同じ時代の空気を吸った者同士が、何のこだわりもなく酒を酌み交わす場は大切にしたいという思いは、皆、同じでした。さらに参加者を増やすことも。
来年のイベントを話し合う段になって、「イベント催事リーダー」の齋藤邦雄君が「健康第一で、ウォーキングにしたらどうか」と提案すると、「ウォーキングはしんどいな。パスだよ」と、一見、肉体頑健の岡本隆雄君。名園「六義園」のライトアップされた夜桜を借景に、庭園に近接するマンション(木村弘昭君の自宅。以前も木村君の好意で、使わせてもらったことあり)で、花見会を開く案。「台湾も近くて悪くないぞ」などアイディアが飛び出しましたが、ここが齋藤君に一任することで衆議一決。
それにしても「白玉の歯にしみとおる秋の夜の 酒は静かに飲むべかりけり」と歌ったのは若山牧水でした。この夜の皆の声のデカイこと。大テーブルを囲んでの宴で、対面の人間と話すには声を大きくせざるを得ないとはいえ、「健康は声のデカさに比例する」も真理ではないかと、特に根拠なきことながら、改めて考えた次第です。
一次会の後、ひときわ冷え込んだ師走の夜をものともせず、四谷三丁目界隈に繰り出した者も少なからず。誰のネーミングかいざ知らず、全員、「後期高齢」というセンスのない呼称のついた世代に入りますが、それを吹き飛ばすほど元気だったことを報告しておきます。
ちなみに当夜の参加者16人は、次の通りです。我々世代の意気軒昂のために、紹介させていただくことをご容赦。順不同です。
山田雅康君/杉山紘千佳君/赤石浩君/重武茂任君/岡本隆雄君/田中永二君/齋藤邦雄君/林昭策君/郷古仁史君/小谷野真人君/大森猛君/浅倉政行君/伊藤邦正君/木村弘昭君/平井功君/瀧本喬
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。