同期会・同窓会ひろば
豪華ランチと武家屋敷門見学会
我が母校の曰比谷門(武家屋敷門)は数奇な運命を辿りつつ「山脇学園」の所有となり、昭和48年(1973年)からは千葉県九十九里町にありました。
この度、赤坂の山脇学園の本校への移設が8月末に完了したので、事前に訪問して許可を頂き海原会OB.並びに当校関係者を含め総勢36名が、海城学園創立125周年を記念して、10月8日(土)にこの門を見学する事になりました。
許可時間が午後2時の為当日、小雨降る中東京メトロ銀座線、南北線の「溜池山王」駅の改札口に集合し、最初の目的地「日枝神社」を横目にしランチ場所の「赤坂茶寮」に到着。其処で和風会席料理を満喫し、記念写真を撮り一路「山脇学園」に向かい行進、全て登り坂で牛鳴坂を経由して2時少し前に到着。
「山脇学園」側では、西川入試広報部長、石塚事務局長、海城OBの加藤教務部長の御三方に出迎えて頂き感激しました。其処で初めて門を開放して頂き、参加者の殆どが初めて母校の門に対面し、一同感激して記念に各々写真を撮り、其の後全員で記念写真を撮り解散、山脇学園を後にし希望者のみ「氷川神社」等の見学(17名)に回り、帰路組と別れて散会しました。
参加者は上は昭和19年卒業、下は平成15年卒業と幅広く、家族連れは4組総勢36名の見学会参加者です。
この「武家屋敷門」は国の重要文化財で、上野の「黒門」、東大の「赤門」と並び、日本の三大門と云われています。
この門は江戸時代、老中本多美濃守忠民の屋敷門で始まり、代々老中職の役屋敷の表門でした。明治時代に入り司法省、当校の海軍予備校の曰比谷門、藤山邸、米軍の将校官舎、イタリア大使館官舎と移転した後、近鉄が買収、山脇学園に寄贈され現在に到ります。
門は正面21.6m.側面4.7mで二階建て、屋根は本瓦葺の切り妻造りで、重厚な感じは往時の重格が偲ばれました。
画像上:武家屋敷門
画像中:赤坂茶寮にて集合写真
画像下:左から加藤秀爾山脇学園中学教務部長(S52)、古賀喜憲海城学園事務長(H01)
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。