同期会・同窓会ひろば

多様性が生む活力が自慢です
投稿者:瀧本喬(昭和36年卒)
2016年6月18日(土)

今年も芸術分野で活躍する多彩な顔ぶれがそろいました。
毎年、海原会総会に合わせて開かれる恒例の36会(昭和36年卒業)総会が6月11日、母校で開かれました。40人ちかい仲間が見守る中、まず太田國廣君が、自作の大作「ワンダーランド〝母子像〟」(150号)を海城学園に寄贈したことを報告。芸大大学院を卒業後、画家として独自の境地を拓いてきた太田君ですが、別掲にあるとおり今回は学園の創立125周年を記念しての寄贈。「自分の作品が後輩たちに見てもらえるのは光栄です」と話していました。
また、日大芸術学部デザイン学科を卒業。同大デザイン科、大学院芸術研究科の教授をつとめるかたわら、グラフィックデザインの分野で幅広い活動を続けている中島安貴輝(忠家)君も参加。学生時代、東京オリンピック組織委員会デザイン室のスタッフとして、表彰台などのデザイン作業にかかわった経験を持つ中島君。「4年後の東京オリンピックがゴタゴタ続きなのは、組織委員会に責任を持って全体を仕切る人間がいないからだ」とのことでした。
他にクラリネット奏者として、仲間と数多くの演奏会を展開。懐かしい映画音楽の演奏を通して、お年寄りに「老い込むのは早い。往年のクラークゲーブルふうにお洒落にカッコよく生きてみませんか」と呼びかける吉本泰一郎君。「今後、活動の幅を広げたい。演奏会の要請があれば声をかけてください」と意欲的でした。
総会では、この秋、11月21日(月)全員で高尾山に「紅葉狩り」に繰り出すことを決定。「好きなことをやる。これが若さの秘訣です」と36会会長の山田雅康君。重武茂任君の「明るく楽しく元気に、一人も欠けることなく来年の総会を迎えよう」との激励とともに散会。海原会総会の後、多くの同人が四谷方面に足を向けたのは例年通り。今回は平成9年卒の井筒サナ君もゲスト参加。「ダイバーシティの時代、異質・異能の人間の混じり合いが生む活力が36会のエネルギー」と盛り上がり、このぶんでは来年の総会にも全員が参加できそうです。

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