同期会・同窓会ひろば
今年最後のキッドアイラックホール
12月28日(月)、海城学園の1年上の窪島先輩の運営する「キッドアイラックホール」にて「天満敦子」さんの、今年最後のバイオリンコンサートを聴きに行きました。
天満さんは、280年前のストラディバァリウスを生涯の夫として愛してるバイオリニストです。
コンサートは、バッハのG線上のアリアでスタート。その後フォーレの曲が2曲、イギリス民謡とマスネのタイスの瞑想曲と続き、ポルムベスクの望郷のバラードで前半が終了。
天満さんのユーモア溢れるショートトークを挟み、後半は日本の叙情歌、ねむの木の子守唄、五木の子守唄、中国地方の子守唄で、静かに流れるバイオリンの音色が、聴いてる我々の心を和ませてくれました。山田耕筰のからたちの花と続き、本日最後の曲は、ホルストのジュピター。聴衆の心をわしづかみにする調べは、奏でられた途端に感動を呼びました。
アンコールの曲は窪島先輩の大好きな森繁久彌の作詞、作曲の「知床旅情」でした。
生憎、窪島先輩は体調を崩し、会うことは叶いませんでしたが、素晴らしい時間を過ごすことができました。
キッドアイラックホールは京王線・井の頭線明大前駅徒歩2分の場所にあります。長野県で戦没画学生の遺作を展示する無言館の館主をされている窪島誠一郎さん(昭和35年卒)が運営する多目的なホールです。ギャラリーの設備の他、演奏会用のホールも備えていて、芸術の交差点となっています。
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。