同期会・同窓会ひろば
新年のご挨拶と雑感
今年は午年ですが馬年です。
以下読みたい所から読んでください
止められなくなりました。
「今年はどんな絵かな?」と期待しているようです。毎年10人程の方から
いわれます。ありがとうございます。
馬毛の筆を使って一気に書いたら描けました。もう二度と馬く描けないと思います(^◇^)
故事来歴をみると「馬の耳に念仏」とか「馬耳東風」とか「馬鹿につける薬はない」とか、「馬脚を露す」「馬いことは二度とない」とかいいことないね。
馬の絵というと故利根山先生の絵を紹介します。晩年に書かれた作品です。そのうちの戴いた1点です。
馬の名は「ロシナンテ」 馬上にまたがって槍をもって、サンチョ・パンサを従えて、いざ正義に向かって進むキホーテの姿。
作者セルバンテスは、16世紀最大の海戦で戦艦マルケーサ号で活躍して
名誉の負傷したが、これを誇りにした。
帰ったきたら平和の世になって何の役にも立たなかった。後年人生への悔恨と自嘲と窮乏のなかで、名作「ドン・キホーテ」を書いたという。
利根山先生は何枚も描いている。この思いは目に見えない何者とも知れぬ存在への憎しみをこめつつ描いたと思う。
それにしても昨今の通過儀礼の年賀状はつまらないが、救われるのが一言書いた添え書きがいい。
それでは今年もよろしくお願いします。
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。