同期会・同窓会ひろば
五十嵐寛先生ご退職
この三月までアメフト部の顧問としてご活躍されました国語科の五十嵐寛先生がご退職されました。
先生は実に三十五年間の長きに渡り、本校の教育にご尽力されました。 ご在職中は、保健部長、教務部長、教頭など数々の要職を歴任されました。
就中、本校の、いわば黎明期に、存分に手腕を発揮され、本校躍進に多大な貢献をされましたのは衆目の一致するところであります。
教務部長時代、「五十嵐節」ともいうべき稀代の名調子での各種会議の司会進行は、いまなお、現職教員を中心として語り草となっております。
また、名にし負う博覧強記の先生としても知られました。ある日、大先輩にあたる小山先生と談論風発。戦前派の小山先生の「で、五十嵐さんは終戦はどちらで迎えられたのですかな」には苦笑を禁じ得なかったそうで、なるほど五十嵐先生ならではのエピソードと言えましょう。
その五十嵐先生をお囲みしてのアメフト顧問らによる送別会が二月中旬に行われました。席上、五十嵐先生は、「教育の効果というものは、すぐに出ずとも、二十年、否、三十年後にでることだってあるわけです。自己の信念に従って、近視眼的にならずに教育活動をするのがよいのではないでしょうか」と述べられ、一同、深く感じ入った次第です。
写真は送別会二次会でのもの。右から、林敬先生、前アメフト顧問で当日駆けつけてくださった鈴木元明先生、そして五十嵐寛先生です。
五十嵐先生の、今後の更なるご活躍を参加者一同でご祈念して散会いたしました。
五十嵐先生、本当にお世話になりました。そして、今後とも何卒おつきあい頂けます様、よろしくお願い申し上げます。
(アメフト部顧問一同)
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。