同期会・同窓会ひろば
海原会昭和25年同期会
▼胸突き八丁「傘寿」迎える
○日 時;平成23年10月13日
○場 所;「うすけぼー」南青山店
○出席者;20名
秋も深まってきた10月13日、恒例の年次同期会を南青山の「うすけぼー」で開催。
昭和25年(一九五〇年)海城高校卒のわれわれは、今年から来年にかけて、人生の八合目辺り、胸突き八丁の傘寿(満80才)を超える。平均寿命をやや上回ったわけで、まずは同慶の至り。
しかし、同期の仲間約40%が鬼籍に入っており、寂しさを禁じえない。
顧みると、われわれは戦争末期の昭和19年に入学のあと、翌20年には終戦、多くの仲間が目指した「海軍士官」の夢は消えた。
それから、高卒までの5年間は、「解放」と「自由」の風潮がうねるように高まった時代、学業のかたわら、スポーツや文化活動になど、「部活」も大いに楽しんだ。
このように、われわれは、まさに世の誰も経験したことのない大変な激動の時代を駆け抜けてきた。そうした少年から青春期、そして厳しい社会生活も60余年の彼方に流れ、人生80年の節目の同期会となった。
この日は、世話人の尾上武郎君を進行役とし、永遠の旅に立った仲間たちの冥福を祈って黙祷を捧げ、足立和君の開会挨拶、秋山哲児君の乾杯音頭で宴に入る。すぐに談笑の輪が広がった。話題は、過ぎし日々の想い出やお互いの健康、そして家族のことなど、会場は大いに盛り上がった。
宴たけなわ、この同期会の運営について各自が意見を述べたが、「止めよう」といった消極論は全くなく、なかには「出席者が2人なるまでやるべし」という提案もあり、今後の続行を申し合わせた。友よ! 来年もぜひお会いしましょう。なを、秋山君の祖父・秋山好古が主人公のひとりである「坂の上の雲」第3部(NHKスペシャル)が12月5日(日)始まる。
(梅沢喬二 記)
リニューアル以前の記事は旧 広場で見られます。